TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年08月08日-b

【夏休みイベント情報】26~28日にロボット演劇など
大阪市で「ナレッジキャピタルトライアル2011」開催

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大阪では、現在、2013年春の竣工を目指してうめきた先行開発区域プロジェクト「グランフロント大阪」が展開中だ。大阪の梅田に、オフィス、商業施設、ホテル、サービスアパートメント、分譲住宅などが備えられた新たな街が作られている。その中核施設となるのが、“「知」が交わり世界一の価値を生み出す場所”となる「ナレッジキャピタル」だ。8月26日(金)から28日(日)までの3日間に、今年で3回目となるナレッジキャピタルの魅力を一足先に見て体験して参加できるイベント「ナレッジキャピタルトライアル2011」が開催される。会場は大阪市福島区福島の堂島リバーフォーラムとABCホールだ。入場料は無料で、事前参加登方式。一部のコンテンツは、事前予約制となっている。

ロボット関連のイベントやトークショー、体験コーナーなども用意されている。3日間通しての展示コンテンツの中にあるのが、「ロボットが作るすごいカタチ〈ロボット技術と建築の一体化〉」と「トモダチロボットと楽しくお買い物をしよう〈ユビマート〉」。また、会場内イベントお知らせロボットとして、綜合警備保障株式会社の「An9-PR」が動き回っているので利用してみよう。展示会場は、堂島リバーフォーラム1F「The Lab.みんなで世界一研究所」だ。

2日目の27日は、トークプログラムが目玉。10時30分から12時までは、ロボット演劇やアンドロイド演劇でコンビを組んでいる大阪大学大学院教授兼ATRフェローの石黒浩氏と、劇作家兼大阪大学教授の平田オリザ氏、さらに石黒氏が開発した女性型アンドロイド「ジェミノイドF」(ジェミノイドFの量産型である「アクトロイドF」に関する記事はこちら)も加わっての「アンドロイドと共に生きる」が開催される。そして、13時から14時30分までは、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授ではやぶさプロジェクトマネージャとして知られる川口淳一郎氏による「はやぶさ~奇跡の生還~」だ(はやぶさの映画「はやぶさ/HAYABUSA」のリポート記事はこちら)。会場は、堂島リバーフォーラム1F「The Lab.みんなで世界一研究所」。また、平田氏は13時30分から14時30分まで、川口氏は15時から16時45分まで、場所を堂島リバーフォーラム4Fの「Salon」に移して、講演も行う。

3日目の28日は、堂島リバーフォーラム1F「The Lab.みんなで世界一研究所」でワークショップ「スマートフォンを使って二足歩行ロボットを操作してみよう!」が開催されるが、残念ながら好評で既に予約の受付終了。そして同じく要予約だが、まだ受付中で、ロボット好きにとっては目玉のひとつが、大阪初公演となるロボット演劇「働く私」とアンドロイド演劇「さようなら」だ。石黒氏と平田氏と、株式会社イーガーがタッグを組んで作り上げたロボットやアンドロイドを使った演劇である。「働く私」は三菱重工業株式会社のコミュニケーションロボット「wakamaru」が主演で、「さようなら」はアクトロイドFが主演する内容だ。10時30分から12時15分と、14時から15時45分の2回行われ、それぞれの回ともに2本立てとなっている。会場は堂島リバーフォーラムの隣のABCホールのシアターで、事前予約制となっている。人とロボットにとっての「生」と「死」を見つめる、演劇と科学というかけ離れたジャンルが融合することでこれまでとは異なるものを示す短編となっている。

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