【夏休みイベント情報】本日から沖縄県立博物館・美術館
夏休み企画展「キミと見る未来 夢ロボット博」8月28日まで
14日から沖縄県立博物館・美術館でスタートした、夏休み企画展「キミと見る未来 夢ロボット博」。8月28日(日)までの開催となる。日替わりのロボットのデモンストレーションや、講演会、ワークショップなども開催の予定だ。
メインとなる展示構成だが、4部に分かれている。ロボットヒストリー、最先端ロボット大集合、沖縄ロボットプロジェクト、ステージショーとなっている。ロボットヒストリーは、ロボットの誕生、ロボットの誕生のきっかけとなったアニメのロボットたちについて、そして実際に開発された二足歩行ロボットたちが紹介される。
最先端ロボット大集合は、上海万博の日本産業館で人気を博したハシゴを上下に昇降する「夢ROBO」、医療・福祉向けの装着型「ロボットスーツHAL」、自転車こぎロボット「ムラタセイサク君」、コミュニケーションロボット「wakamaru」、そのほか多数が展示される。
沖縄ロボットプロジェクトは、琉球大学工学部、国立沖縄高等専門学校、沖縄県立沖縄工業高校などが開発・製作したロボットの展示およびデモンストレーションが行われる。沖縄のロボット開発技術と活動を見られる貴重なコーナーだ。
ステージでは、マノイダンサーダンスショー(10時30分から)、ロボノバダンスショー(13時30分から)、wakamaru&ロボ太郎ショー(15時から)が毎日行われる。ただし、イベントや特別プログラムがある時は開催されない。
イベントは、7月はまず今度の3連休の16日(土)~18日(月・祝)が「ASIMOがやってくる!」。1日4回、博物館1Fエントランスで行われる。さらに、翌週の23日(土)・24日(日)は、「沖縄ロボットプロジェクト1」。1日3回予定で、沖縄工業高専の高専ロボコン2008優勝ロボット「Movement」が登場。さらに翌週の30日(土)・31日(日)は「沖縄ロボットプロジェクト2」。琉球大工学部の三線(サンシン)演奏ロボットと太鼓ロボット、沖縄工高のアメフトロボットと操縦体験用ロボットが登場。こちらも1日3回だ。
8月のイベントは、すべて夢ロボット博会場内ステージで行われ、1日3回を予定。まず5(金)~7日(日)に「ロボットスーツHALデモステージ」。翌週半ばの9日(火)~11日(木)は「ムラタセイサク君・セイコちゃん デモンストレーション」だ。月の後半に入って20日(土)・21日(日)は「太極拳ロボットショー」。そして夏休み最後の土日の27日・28日が、「AIT(愛知工業大学))鉄人ロボットショー」となっている。
講演会は4回予定しており、講堂ですべて行われ、定員は200名。事前予約制だ(申し込みは沖縄タイムス社文化事業局)。トップバッターは7月31日(日)の、夢ROBO開発の中心企業のマッスル株式会社玉井博文氏による「夢ROBOが運んできた夢」。8月05日(金)は、ロボットスーツHALの開発者である筑波大学大学院教授の山海嘉之氏による「ロボットスーツHALの最前線」だ。そして11日(木)は、「ムラタセイサク君開発物語」。村田製作所ムラタセイサク君開発スタッフの吉川浩一氏が登壇する。最後は、26日(金)に行われる「鉄人28号を作る―工学は夢の実現―」だ。愛知工業大学工学部電気学科教授兼AIT鉄人プロジェクトプロデューサーの古橋秀夫氏による講演となっている。
最後は、ワークショップ。7月23日(土)・24日は、レゴマインドストームNXTを使ったプログラミング講座で、10時から15時までの間に複数回開催される。小学校5年生以上の親子が対象。各回15組で、受講料そのものは無料だが、テキスト代800円が必要。そして7月30日(土)と8月17日(水)に開催されるのが、サウンドセンサとモータを搭載した箱で作るクルマ「音で動くよ!ぱこかーを作ろう!」。1日2回行われ、参加費は材料費込みで2000円。どちらのワークショップも事前申し込み制で、沖縄タイムス社文化事業局となっている。