【8月の競技会系イベント情報】28日に福岡ロボスクエアで
「第12回国際宇宙ロボット(火星ローバー)コンテスト」開催
8月最後の日曜日となる28日に、福岡ロボスクエアで、「「第12回国際宇宙ロボット(火星ローバー)コンテスト」が開催される。時間は11時から16時までの予定。観覧は無料。
同コンテストは、2005年10月の「第56回国際宇宙会議福岡大会」を契機としてスタート。火星を見立てたフィールドを舞台に、自作のロボットで数々の障害物をクリアして、指定された岩石を採取しながらゴールを目指すというものだ。ゴールにたどり着いた後はアンテナを展開し、地球との更新を試みるという流れとなっている。競技は、部門IとIIに大別され、部門Iにはリモコン(有線)クラスの「MARS CHALLENGE
R W/C」、ラジコン(無線)クラスの「MARS CHALLENGER R/C」、アンリミテッド(無線)クラスの「MARS CHALLENGER U/L」がある。部門IIは、自律クラス「MARS CHALLENGER AUTO」があり、計4部門を実施。アンリミテッドクラスを除いて各クラスは3位までが表彰さる。そして最優秀賞が、部門やクラスなどの競技成績に関わらず、ロボットのアイディアやオリジナリティなど、総合的な観点から評価される「火星ローバー大賞」だ。
昨年は、安定感を持ちながら、障害物を踏破する能力が高いとして多脚型が複数登場し、まるで異星人の侵略兵器がやって来たかのような新たな雰囲気が醸し出された。今年も多脚型は登場してくると思われる。