TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年07月29日-a

【8月の競技会系イベント情報】27日に予選、28日に決勝
「第18回かわさきロボット競技大会」

通称「かわロボ」こと、国内でも指折りの長い伝統を誇る競技会「かわさきロボット競技大会」。第18回となる今年は、前年の257チームよりは若干減ったものの、244チームが応募。一般部門に当たる「バトルロボット部門」の予選トーナメントが8月27日(土)に行われ、決勝トーナメントが翌28日(日)。時間は9時30分から18時まで。川崎市内の小3~中3までの児童が参加可能な「Jr.ロボット競技部門」は19日(金)に予選が行われ、準決勝・決勝はバトルロボット部門と同じ28日に行われる。今年は27チームが応募した。なお、会場はすべて川崎市産業振興会館で、観覧は無料だ。

かわロボのロボットはラジコン操縦型で、主に移動のための脚部と相手を攻撃するための腕部があり、幅25cm×奥行き35cm×高さ70cmに収まるサイズである必要がある。重量は3500gまで。1対1でバトルが行われれるので、ひっくり返されないことが重要なことから、重心が低くなるよう作られることが多い(例外の機体ももちろんたくさんある)。

競技は前述したように1対1のバトルだが、予選では1試合1ラウンド2分間1本勝負で、決勝では1試合3ラウンド計6分の3本勝負となっている。勝敗は、相手をリング外に落とせば文句なく1本勝ち。ひっくり返した時は、相手が10カウント以内に復帰できない場合は1本勝ちとなる。パワーと当たりの強さにものをいわせた激しいガチンコバトルもあれば、スキを突いて相手をひっくり返す頭脳プレーなどもあり、自分の製作した機体のコンセプトと、それに沿って相手に合った戦法を考え出して実行する判断力や操縦技術、それらを熟知して相手の長所を引き出させないように闘う頭脳や精神力など、まさにアスリートの勝負といえるのがかわロボである。Jr.も1対1での闘いは同じで、相手をリング外に叩き出すか、ひっくり返せば勝ちだ。

8月は予選と決勝の他にもいくつかイベントがあり、13日(土)にはまバトルロボット練習走行会が行われる。26日(金)は実機審査会で、実質週末3日間のモータースポーツ並みのイベントとなっている。そのほか、かわロボ参加者が対象のイベントだが、先着10名でかわさきマイスター「金属へら絞り 優勝カップ」製作企業の今野工業株式会社の会社見学イベントも用意されている。まだ応募は受け付けているようなので、参加者は応募してみてはいかがだろうか。

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