「第19回ROBO-ONE」&「第3回ROBO-ONE Light」を控え
委員会代表西村輝一氏よりメッセージ
10月08日(土)・9日(日)の開催が近づいてきた二足歩行ロボットバトルの最高峰「第19回ROBO-ONE」およびその軽量級・初心者向け部門の「第3回ROBO-ONE Light」。会場は川崎市産業振興会館1階大ホールで、観覧料は無料である。
参加するために準備中で忙しいであろうそんなロボットビルダーやオペレーターの方々へ、そして3月の開催を楽しみにしていたファンの方々に向けた、ROBO-ONE委員会代表の西村輝一氏よりメッセージが届いたので掲載したい。
【以下、西村氏のメッセージ】
第19回ROBO-ONEの1週間前に東日本大震災が発生しました。
悲惨な状況に委員会としても大会を延期するとともに、義援金として大会運営費の一部や参加者からの参加費を日本赤十字を通してお送りしました。
またその後、電力不足などもあり9月までは大会を控えて参りました。
震災後半年が過ぎましたが復旧はまだスタートしたばかり、福島原発は依然安定状態とはいえません。
本来、我々が開発しているロボットが震災の救助や原発の復興に活躍すべきところではありますが、なかなか困難な状況が続いています。
がんばれ、東日本!
がんばれ、日本のロボット!
10月08日・9日に、第19回ROBO-ONEをチャリティイベントとして開催します。
ぜひご観戦下さい。
なお、スケジュールなどに関しては、こちらの記事で掲載したので観覧する際は参考にしていただきたい。また、「会場が遠そう」と迷っている方には、それがまったくの勘違いである点もご指摘しておく。川崎市産業振興会館は、東京駅からJR東海道線でたったの18分のJR川崎駅と、品川駅から京浜急行の特快でわずか10分の京急川崎駅が最寄り駅。首都圏からのアクセスの良さに加えて、駅からの移動時間も前者が徒歩8分、後者が徒歩7分と、こちらも良好。しかも、会場は1階大ホールなので、1階358席+2階120席の計478席が用意され、観覧にも適している。約1年ぶりとなるROBO-ONE、ぜひ友人や家族と誘い合わせの上に足を運んでみてほしい!