本日9月08日10時から日本科学未来館にて
JAXA「第2回航空プログラムシンポジウム」開催
当日の案内となってしまったが、本日9月08日10時から16時45分まで、日本科学未来館7階みらいCANホールおよび会議室にて、「第2回 航空プログラムシンポジウム 社会に役立つJAXAの航空技術研究開発」が開催される。聴講は無料。
独立行政法人宇宙航空研究開発機構では、ロボット系の航空機といえる無人機の開発も進められており、まして大震災があったばかりなので、今回はその部分もクローズアップされている。技術講演として、15時25分から15時50分までは、「災害監視無人機システムの研究開発」が、航空プログラムグループ無人機・未来型航空機チームの佐々修一氏、石川和敏氏、河野敬氏、原田賢哉氏らによって行われる。
会議室3では26点の研究発表の展示が行われるが、こちらもセンサや無人機などの興味深いものが多数。環境適応エンジンチームによる「インテリジェント制御の研究」、前述した技術講演の航空プログラムグループ無人機・未来型航空機チームによる「災害監視無人機システムの研究開発(監視画像利用システム)」、研究開発本部飛行技術研究センターによる「小型無人機による昼夜連続近接リモートセンシング技術の開発」など。そのほか、「小型電動VTO 機の研究開発」、「航空機構造ヘルスモニタリングを目指した光ファイバセンサの研究」、「多軸振動非接触自動計測システム(MaVES)の開発と活用」といった、航空機のハイテク化というよりも、もはやSF化といった方がイメージ的に合うような技術が紹介されている。JAXAというと、宇宙のイメージが強いが、航空機に関しても海外に引けを取らない先進的な研究開発が行われているので、興味のある人はぜひチェックしにいってみてほしい。