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TOP >  イベントリポート >  記事2011年01月10日-b

第23回KONDO CUP初日KHRクラスリポート
優勝したのはあの悪の軍団!? でも試合は華麗!

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去る12月03日と4日に秋葉原のKONDO ROBOSPOTで開催された、3対3のロボットサッカー大会第23回KONDO CUP。大変遅ればせながら、その大会リポートをお届けする。初日は近藤科学株式会社のホビー向け二足歩行ロボットの市販機「KHR」シリーズが参加できるKHRクラスが開催された。2日目には、近藤科学製のサーボモータのみを使用した機体なら、レギュレーションに合致してさえいれば大型機も参加できる無差別級的なオープンクラスを開催。まずは、初日からお届けする。

KHRクラスに参加したのは、全5チーム。関東支部(ザウラー2、流血仮面、ウンコキング、BLACK TIGER)、日本工学院八王子専門学校(ハチ、タマ、ポチ)、RFCオータムリーフ(ゼルファー、めいきんぐ・なう、エミア選手、ろぼたろ王)、クラークアキバロボットコース(アンビシャス1号、アンビシャス2号、アンビシャス3号)、個人参加OTL(セアル、助っ人1、助っ人2)という顔ぶれだ。個人参加とは、チームを組んでおらず、ひとりで参加した選手のことで、1チームを構成する3人に満たない場合は助っ人としてROBOSPOTのスタッフなどが参加する形となる。また、クラークアキバロボットコースはすぐ近所に校舎のあるクラーク記念国際高等学校の生徒たちによる10代のチームだ。ちなみに、試合直前が試験期間だったようで、調整不足だったことを残念がっていた。

競技は、まず予選リーグとして、インターバル1分を挟んだ前後半3分ずつの試合を、総当たり戦で各チーム4試合ずつ、合計20試合を実施。Jリーグなどでもお馴染みの勝利チームには3点、引き分けの場合は1点が与えられ、得失点差も加味した形で、順位が決定される。そして、予選1位と2位による決勝戦が行われるという流れだ。

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予選を勝ち点10、得失点差は+6で1位通過したのが、1試合目で早くも4点という破壊力を見せつけた、関東支部だ。同チームは2試合目も2-0、3試合目も2-1、5試合目で初めて0-0の引き分けとなり、負けなしで1位通過となった。そして2位は、セアルと助っ人でROBOSPOTの引間店長と近藤科学の近藤部長が加わった個人参加OTL。1-2、1-0、0-0、1-0と、関東支部にのみ敗れたものの、勝ち点7、得失点+1で2位通過となった。

決勝戦は、インターバルは1分と予選リーグと同じだが、前後半5分ずつと長くなる。ロボット自体も5試合目と負荷がかかっている上に、オペレーターも疲労していて集中力が切れやすくなるという具合だ。しかし、予選でも非常に安定した動きを見せた関東支部が、連携で勝る部分もあり、3-0で優勝。激闘を制した。関東支部の華麗な試合運びは、前半がこちらで、後半がこちら

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