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【ロボットショップ探訪記】第1回:工作キットからマクソン製モータまで
何でもそろうヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店 Vol.1

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ネットショップも手軽だけど、やっぱり店員さんと直接コミュニケーションしながら買い物をしたい! そんな人も多いのではないだろうか? そこで、当コラムでは、そうした全国各地のロボットショップを紹介していく。お店にお邪魔して、直接店長さんらスタッフから特徴を伺ってみようというわけである。

第1回は、大阪のロボットメーカー・ヴイストンが直営する「ヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店」だ。センター長(同店では店長のことをそう呼ぶ)の井高秀樹さんにお話を伺い(画像01)、今回と次回の2回に渡って同店を紹介。なお当コラムは、今回を除き、通常は第1、第3水曜日に更新を行なう予定だ。

同店のロケーションは、JR秋葉原駅電気街口から徒歩で3分ほど(同じ秋葉原駅でも、東京メトロ日比谷線やつくばエクスプレスの出口からはもう数分かかる)。行き方は、電気街口を出て総武線ガード沿いにお茶の水方面に進み、ガード下の横断歩道で中央通りを渡る。そのまま総武線ガードを左手に見ながら直進し(家電の老舗・石丸電気本店がある道)、最初の小さな交差点を越えてすぐの右側(総武線ガードの反対側)にある内田ビルの4階がヴイストン ロボットセンター 東京秋葉原店だ(画像02)。ビルの上方にレトロな雰囲気の四角くてかわいいロボットのイラストがあしらわれた看板が出ているので、それを目印にするといいだろう(画像03)。エレベーターを降りて右側のお店が同店だ(画像04)。

最大の特徴は、なんといっても品揃えの豊富さ(画像0506)。ヴイストン直営店ではあるが、「Robovie-X」や「Robovie-nano」など、決してヴイストン製品だけを扱っているわけではない。「KHR」シリーズ(KONDO)や「RB2000」(JR PROPO)、「MANOI」シリーズ(KYOSHO)、「ROBONOVA-I」(Hitec Multiplex Japan)、「STD-ZERO/JO-ZERO」(ともに姫路ソフトワークス)、「G-ROBOTS」(HPI Japan)など、2足歩行ロボットの市販品はほぼ揃えてある(画像07)。もちろん、それらに使用されているサーボモータやフレームなどの改造・補修用パーツ(画像0809)、アルミ板などの材料(画像10)、工具類も購入可能だ。

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また、2足歩行ロボットだけでなく、ライントレース系の競技に利用される車両型ロボット(画像11)や、タミヤやエレキットなどの工作キット(画像12)、「i-SOBOT」や「ROBO-Q」(ともにタカラトミー)などのロボット系トイ(画像13)、紙細工の「パイプロイド」のようなロボット関連の雑貨(画像14)、そしてロボット工作などの雑誌や書籍なども扱っている。要するに、2足歩行ロボットを作りたい人も、夏休みなどの工作教材をお子さんに買ってあげたいお父さん・お母さん(おじいちゃん・おばあちゃん)も、「MADE IN JAPAN」でいて日本らしいセンスを感じさせる雑貨系のお土産をほしい外国人観光客も、ロボットに関する何かを買いたい人はみな利用できてしまうお店なのだ。

同店で扱っている製品は、それだけではない。なんと、普通は店頭販売していないマクソン製モータまであるのだ(画像15)! マクソン製品を店頭で直接買えるなんてあまり聞かないが、それもそのはずで、店頭販売しているお店は世界でもここしかないそうである。扱っているモータは、「RE16」、「RE25]、「RE35」、「RE40」モータ単体や、ギアヘッドやエンコーダ付きの製品など。しかも、格安! 取り寄せも含め、50種類以上を購入可能だ。あまりホビーロボットでマクソン製モータを利用している人は少ないかも知れないが、大学の研究用ロボットなどでの利用は珍しくないので、「壊れた! 予備がない!! 今から注文して届くのを待っていたら発表までに間に合わない!!」なんて時は、同店に電話してほしい型番の製品を扱っているかどうかを確かめてみるといいだろう。

ロボットを作りたかったら、予算や目的に合わせて井高店長を始め、ロボットに詳しいスタッフが色々と教えてくれるし、工作キットやロボット系トイ、雑貨などもよりどりみどりというお店が、ヴイストン ロボットセンター 秋葉原店なのだ。次回は、そんな井高店長に売れ筋商品や、各種大会に出場する際のトレンドの機体、もしくは改造の仕方、さらには同店でしか見られない特別に展示されているロボットなどを紹介。8月18日に更新予定なのでお楽しみに!

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