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編集長コラム「デイビーのひと言」第5回
2011年の抱負と今後のロボタイムズ改造計画

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明けましておめでとうございます。編集長のデイビー日高です。本年もどうぞよろしくお願いします。31日にコラムを書いたばかりですが、三が日も終わって大多数の企業で仕事始めを迎えたこともあり、ロボタイムズも新年らしく、今年の抱負や計画などを記したいと思います。今年の目標は、というか、今年の目標も、当然ながらロボタイムズを存続させることです。昨年はスタートして右も左もわからないまま、無駄に全力で走って息切れを起こしてしまうような事態に陥ってしまいましたが、今年はもう少し落ち着いて、必要な時に全力を出す、もっと周りを見るという具合に、頭を使っていきたいと思います。

それから、昨年の12月冒頭のコラムで書いたスタイルの変更ですが、まだ少しばかり時間がかかりそうですが、今回は温めている企画を具体的に紹介したいと思います。年末年始はせっかくイベントや発表のない時間だったので手を加えるのにはいい時期だったのですが、体調を崩してしまい寝込まないまでも、サイトの整備だけで終わってしまいました。なので、1月も引き続き記事を上げつつ、サイトのスタイルの変更を行っていく、という形になるかと思います。

何段階かに分けて考えているのですが、最初に進めているのが、「ミニニュースヘッドライン」というコーナーです。現状、ロボタイムズは編集長兼任の自分しかライターがいないため、どうしても1日にアップできる記事は短いモノで3本、長いものだと1本が限界で、イベントカレンダーの追加なども入ったりすると、中には2日、3日かかるようなこともあります。でも、日本では毎日のようにどこかしらでロボットに関する情報が発信されており、それをもっとフォローするため、記事の見出し(ヘッドライン)とリンク先、現在の「イベントカレンダー更新情報」のようなスタイルを採ろうと考えています。「ミニ」とはうたっていますが、ほかの記事との都合でなくなくフォローしきれない大きなものも、紹介させていただくこともあるかと思います。

もうひとつは、前々から、一部の記事がその扱いになっていた、「東京ロボスポーツ新聞」、略して「東ロポ」(間違いやすいのですが、「Tourobo」ではなく、「Touropo」です)の本格的な運用です。当初、元ネタの某スポーツ新聞のように、おふざけありの推測(邪推を含む)やら想像やらをふんだんに盛り込んだ脱線・脱力系の記事をそこで扱おうと思っていたのですが、これまたなかなか難しく、具体的なコーナーを始められないまま今日に。しかし、それだけのコーナーと考えていたのが間違いだったことに気がつきまして、元ネタの某スポーツ新聞だってメディアとしての一面もちゃんとあるように、上で紹介した「ミニニュースヘッドライン」の競技・コンテスト版という意味も持たせることにしました。

なぜそのようなことを計画しているかといいますと、昨年の11~12月の悲鳴を上げるようなイベント数の多さに理由があります。あまりにも競技会やコンテストが多かったため、カレンダーに名称と開催日時と場所を載せるのが精一杯(それでも漏れがありました)で、結果についてはまったくのフォローもなしという状況になっていたからです。事前に紹介できる競技会やコンテストは、依然、大きなもの、正式に紹介の依頼が届いたものが中心になってしまうのですが、結果に関してはできるだけフォローしようということで、公式サイトの結果ページなどにリンクさせていただこうと思っています。「ロボタイムズの東ロポを見れば、全国のロボット関連の競技会やコンテストの結果は必ずわかる」という風にしていきたいと考えています。

そしてもうひとつは、ホビーロボット、工作キット、ロボット関連書籍などを扱う「ロボタイムズショップ」のページです。1台でも、1冊でもロボタイムズショップの商品リンク経由で購入してもらえれば、ロボタイムズの存続と発展にもつながりますので、図々しいお願いなのは百も承知ではありますが、オープンの際にはぜひご利用いただければと思っています。

それから、特集が2本決まりました。ただ今、原稿を整えている最中で、1月半ばには片方の連載を始められると思います。タイトルは「ヴイストンものづくり教材『ビュートローバー』&『ビュートレーサー』工作・プログラミング教室」(仮)としておりまして、ヴイストン株式会社のものづくり・プログラミング学習用車両ロボット「ビュートローバー」と「ビュートレーサー」を題材とした、工作やプログラミングのための解説記事になります。「ビュートローバーでものづくり、プログラミングを学ぼう」が今月半ばに連載をスタートする予定で、現在作業を進めておりまして、執筆者は大阪工業大学ものづくりセンターの近藤隆路氏およびその教え子さんたちです。ビュートレーサーの記事は、現在、ヴイストン株式会社のテクニカルスタッフのひとりである芝谷尚紀氏に執筆いただいている最中です。タイトルは未決定ですが、ものづくり教室や中学の技術家庭の教材として使われるビュートレーサーなので、同じようにものづくりや学習向けの内容となります。

そのほか、メニューの内容の変更にも着手しようと考えていまして、もっとロボットを使った教室や塾、イベントなどのものづくり系を紹介する方面と、ロボットテクノロジーを初めとするハイテクを利用した福祉機器にフォーカスするメニューを作ろうと考えています。まだしばらく先になるかと思いますが、ロボタイムズもものづくりやハイテクによる福祉。以上、ロボタイムズは立ち止まることなく、進歩・進化・深化していこうと思っておりますので、引き続きみなさんの応援をよろしくお願い致します。

それからひとつ、お知らせです。昨年からヴイストン株式会社さん、テクノロード株式会社さん、有限会社浅井製作所さん、漫画家の神矢先生にはバナー広告という形で応援いただいておりますが、新年早々から、四国は高知県土佐市に本拠を構える有限会社恵比寿電機さんに新たにご出稿いただきました。USBホストでバイスコントローラを搭載しており、市販のゲーム機用無線コントローラをつなげられるという4chモータドライバ「AT32PWM」に関しましては、近いうちに記事として紹介させていただきますので、ぜひ楽しみにしていてください(同ドライバについては2011年02月02日付けのこちらで掲載しました。)。

それでは、今年もがんばりますので、なにとぞよろしくお願い致します!

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