「HII-Aロケット19号機」、今度は天候悪化が理由で
打ち上げを9月18日以降に延期
搭載部品の問題から一度打ち上げが延期された「HII-Aロケット19号機」(左の写真は18号機)。情報収集衛星光学4号機の打ち上げを行うロケットだが、発射場のある種子島宇宙センターが天候の悪化が予想されることから、9月17日(土)から再び打ち上げが延期となった。
当初の予定では8月28日で、破壊指令を受信するための装置「CDR」の電子部品の使い方に誤りがあることから検査などのために延期となり、9月17日になったのだが、今度は間が悪いことに天気の影響で、18日(日)以降となった。9月26日(月)までは打ち上げ予備期間となっていて、天気の影響などで数日以内なら順延することはあまり問題ないが、それまでに打ち上げられないとかなり延期する形になるので、関係者の気持ちとしては天気の回復が待ち遠しいところだろう。
天気の方は、15日17時発表の週間予報では、17日の種子島近辺は降水確率が40%。ただし、18日以降は曇り時々雨で、50~60%と降水確率は高めだ。早い天候回復を祈りたい。