TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年08月30日-b

セイコーエプソン、FAロボット向けの
画像処理システム「Vision Guide」を発売

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セイコーエプソン株式会社は8月29日、FAロボットに作業部品の形状や位置・方向を、高速・高精度で認識させられるロボット向けの画像処理(認識)システム「Vision Guide」を9月に発売すると発表した(リリースはこちら)。

一般的に反復作業に優れたFAロボットを単体で使用する場合、作業対象の部品を専用の位置決め装置を用いて正確に配置するなど、FAロボットの前工程を綿密に設計する必要があるが、多品種少量生産で頻繁に生産ラインを偏光する場合は、この位置決め装置を品種ごとに用意して交換するという手間があった。そこでいま需要が増えてきているのが、専用の位置決め装置を用いず、定位置に部品を配置しなくてもロボットが部品の位置や方向を認識して作業できる画像処理システムというわけだ。

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Vision Guideの特徴のひとつが、明るさの変化があっても高速・高精度に認識できる「幾何学パターンマッチング(形状認識)」機能。そのほか、「相関パターンマッチング」、「2値検出」、「エッジ検出」などの機能を用いて、正確に部品の認識を行なう。最大2台のカメラを利用し、有効解像度は標準がVGAの640×480、1.3Mピクセルは1280×1024となっている。サイズは、幅190mm×奥行き197mm×高さ63mm。

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