TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年08月22日-b

ロボット版ドラッグレース「ロボスプリント2011」
狭山工生ミタメ選手優勝、最高記録はぶっちぎりの…!

8月14日に埼玉県狭山市立博物館で開催された、車両型ロボットキットを利用した競技会「ロボスプリント『頑張ろう!東日本』狭山大会2011(第5回ロボスプリント狭山市立博物館大会)。45台が参加し、主催組織のひとつである埼玉県立狭山工業高校の生徒のひとりのミタメ選手が優勝を飾った。

最高記録は4.48秒という、もはやロボスプリントキットの限界と思われるようなタイムを計測。同じく狭山工生のクワガタ君もどき選手がマークした5.58秒も立派な記録だったが、1秒以上突き放すという、すさまじい記録を計測した。

今年のトレンドは、日本で最もロボスプリントが盛んな狭山市から、徐々に埼玉県内に広がっているのがわかり、川口工業高校の生徒たちも多数が参加。狭山工生たちはロボスプリントを伝統的にもう何年も続けてきている上に、地元の小中学生たちを対象に工作教室などで講師を務めるぐらいなので、さすがに記録的に開きはあったが、ロボスプリントが広まっている感じだ。そのほか、記録はリタイヤと振るわなかったようだが、東京都立総合工科高校や神奈川の高等工科学校の生徒たちも参加しており、将来的には高校対決が見られるようになるのも遠くない感じである。

また、今年は小学生の参加がかなり増えたようで、ロボスプリントキットは4000円弱と決して高い値段ではないので、小中学校の授業で扱ってみるのもいいのではないだろうか。

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