TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年08月12日-a

「inrevium杯 第11回レスキューロボットコンテスト」本選
レスキュー工学大賞は「大工大エンジュニア」が受賞!

8月06日・7日の2日にわたって神戸サンボーホールで行われた、「inrevium杯 第11回レスキューロボットコンテスト」本選。6月26日行われた予選を通過した14チームによって争われた。今年は「大工大エンジュニア」(大阪工業大学 ロボットプロジェクト)と、「六甲おろし」(神戸大学)の2強に、昨年の覇者の「救命ゴリラ!S」(大阪電気通信大学 自由工房)が続くという展開となった。なお、大工大エンジュニアは当サイトの特集記事「-「ビュートローバー」でものづくり、そしてプログラミングを学ぼう!-」の第1回の執筆者である近藤隆路氏が指導し、第2回の執筆者の播田将樹氏らが所属する大阪工業大学 ロボットプロジェクトによるチームだ。

本選の競技ポイント(ファーストミッションとファイナルミッションのポイントの合計)と審査ポイントを合計した総合ポイントで第1位となったのは、1500点満点中の1072点を獲得した六甲おろし。ベストパフォーマンス賞を受賞した。

同コンテストの最高賞である「レスキュー工学大賞(計測自動制御学会賞)」は、本選の競技ポイントだけでなく、参加申請の書類審査ポイント、予選競技ポイント、ものづくりポイントを加えた総合評価で決定される。第11回の栄誉ある同賞を獲得できたのは、大工大エンジュニアとなった。同時に、大工大エンジュニアは「inrevium杯」も獲得している。各賞については、以下の通り。

レスキュー工学大賞(計測自動制御学会賞):大工大エンジュニア(大阪工業大学 ロボットプロジェクト)
inrevium杯:大工大エンジュニア(大阪工業大学 ロボットプロジェクト)
ベストパフォーマンス賞:六甲おろし(神戸大学)
ベストチームワーク賞:救命ゴリラ!S(大阪電気通信大学 自由工房)
ベストテレオペレーション賞(サンリツオートメイション賞):がんばろうKOBE(神戸市立高専)
ベストロボット賞(日本ロボット学会特別賞):メヒャ!(岡山県立大学 ロボット研究サークル)1号機 イアン
ベストプレゼンテーション賞:六甲おろし(神戸大学)柏木洋慶
消防庁長官賞:SHIRASAGI(兵庫県立大学 ロボット研究会)
日本消防検定協会理事長賞:MCT(松江高専 機械工学科)
第7回竸基弘賞レスキューロボットコンテスト奨励賞(NPO法人国際レスキューシステム研究機構):MS-R(金沢工業大学 夢考房)
日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門一般表彰:六甲おろし(神戸大学)
レスキュー工学奨励賞:救命ゴリラ!B(大阪電気通信大学 自由工房)
アイデア賞:太助隊プラス(産業技術短期大学)、なだよりあいをこめて(神戸市立科学技術高校 科学技術研究会)、都工機械電気(大阪市立都島工業高校 機械電気科)、レスキューHOT君(近畿大学 産業理工学部)、レスキューやらまいか(静岡大学 ロボットファクトリー)
努力賞:SLRーRescue(香川大学 学生ロボット研究所)、FUT(福井工業大学 新谷研究室)、からくり忍者(東海社会人連合)、紀ノ国(和歌山大学 レスキューロボットプロジェクト)、K.U.R.C.(京都大学 機械研究会)、長湫ボーダーズ(愛知工業大学)

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