「ロボゴング14」、ORCは「夏戦VI」に続き「YOGOROZA」
60台が参加したSRC1.8kg以下級は「試作1号」が優勝
8月07日(日)にOCT大阪工業技術専門学校ものづくり館で開催された、ロボットフォース主催の二足歩行ロボットバトル練習&交流会「ロボゴング14」。練習となってはいるものの、今回は複数のクラスでトーナメント形式の競技会が実施された。開催されたクラスは、SRC 1.8kg以下級、SRC1.8kg超級、ORCの3つ。SRC 1.8kg以下級に関しては、本戦で敗れた選手によるSRC 2×2(1.8kg以下級のみ)を開催。そのほか、各クラスごとのランブル(バトルロワイヤル)も実施された。
60選手以上がエントリーしたSRC 1.8kg以下級で優勝したのは、大阪工業大学ロボットプロジェクト所属の柴田和諒さんの「試作1号」。2位はホームといえるOCT大阪工業技術専門学校ロボット研究部のhanonさんの「IBUSAN 福田学園専用機」。3位は、関東から遠征したKENTAさんの「ザウラー・AS」となった。ちなみに、若手のホープであるオサルくんの「オサル5号」は惜しくも4位。
SRC 1.8kg超級は7台がエントリーし、現在、学生最強といわれ、関西四天王の一員にもなった大阪産業大学ロボットプロジェクトのA4さんの「HummerHead -ALICIA-」が優勝。2位は、中部地区最強で打倒HummerHead -ALICIA-の最右翼のひとりである大同”工業”大学ロボット研究部のアキツカさんの「ダイガック」。3位は、A4さんも所属する大阪産業大学テクノフリーク部のPG・4さんの「NO-Z」となった。
ROBO-ONEクラスのORCの優勝はだうとさんの「YOGOROZA」。準優勝はNAKAYANさんのニワトリケンカ番長「レグホーン」。なんとこの関西四天王2強によるカード、前日の四国は香川県高松市で行われた「夏戦VI in RoboCountryIV」での決勝戦と同一。その時もYOGOROZAが優勝しており、従来は僅差とはいえややレグホーンの方が上というイメージがあったが、この2戦でYOGOROZAが四天王内ヒエラルキーをひっくり返した雰囲気もある。
そのほかのクラスは、SRC 2×2(1.8kg以下級のみ)が、優勝は大阪工業大学ロボットプロジェクトの神農彰信さんの「神成」と、大同大学ロボット研究部のグレ3さんの「レモン」によるチームが優勝。SRC 1.8kg以下級ランブルは、大阪工業大学 ロボットプロジェクトの松村尚幸さんの「ロボ丸」。SRC 1.8kg超級ランブルは、HummerHead -ALICIA-。ORCランブルはsimaさんの「ガッテンダー13」となった。
なお、ロボットフォースは2週連続でイベントを開催する予定で、8月13日(土)に大阪南港エリアの複合型商業施設ATCにおいて「第4回 ロボスター in ATC」ならびに急遽開催することとなったロボアスレチック(障害物競走)「ソード7」を実施。近場の人はぜひ遊びに行こう。