TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年07月15日-b

日本学術振興会の小中高校生向け講座
7.30は愛知工科大学「自分でロボットを作ろう」

独立行政法人日本学術振興会が全国各地の大学に委託して実施している、科学研究費の社会還元事業である「ひらめき☆ときめき サイエンス」。研究成果を小中高生に分かりやすく発信し、科学の面白さを感じてもらうことで、学術の文化的価値および社会的重要性について広く社会に示すことを目的として実施している体験型プログラムである。

7月8月は全国各地で「ひらめき☆ときめき サイエンス」のさまざまなジャンルの講座の中でもロボット系も複数開催される。その中で最も近い日程(なおかつ、申し込み〆切日が過ぎていないもの)なのが、7月30日に開催される愛知工科大学工学部教授の奥山圭一氏が講師を務める「自分でロボットを作ろう(体験型実習講座)」だ。小学5・6年生と中学生が対象で、人数は30名。開催場所は愛知工科大学7号館4階ロボット実習室だ。申し込み〆切日は、17日(日)となっている。なお、8月28日(日)にも同じ講座が開かれる予定で、こちらの申し込み〆切日は8月09日(火)だ。

内容は、ロボット技術に焦点を当て、同大学の学生が実際に行っているロボット実習をベースにして、ロボット・メカトロニクスの第一線の研究者である奥山氏が指導を行うというもの。ブロック工作を組み立てる感覚で製作可能なロボット教材をひとり1台ずつ用いて、簡単なロボットを製作していく。そしてロボットを動作させるためのプログラミングについてもひとりずつPCを使って学んでいくという流れだ。完成したロボットによる動作体験も実施して、実習感覚を小中学生たちに理解してもらうようにもなっている。そのほか、ロボット搭載のセンサの働きについても学ぶ内容で、人間の五感との関わりを学ぶことが可能だ。同プログラムを修了すれば、必ずロボット博士の第一歩を習得できるということである。

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