WRO Japan「第4回 科学技術における教育シンポジウム」
7月23日に開催、今年の会場は科学技術館
レゴマインドストームNXTを使用した、世界中の小~高校生によるロボット競技会「World Robot Olympiad」。その日本での活動を行っているNPO法人WRO Japanは、毎年「科学技術における教育シンポジウム」を実施している。同シンポジウムは、特に小中高校生向けに自律型ロボットを使った科学技術教育の実践を行っている指導者、支援者を対象とした、情報発信、発表および情報交換、そして交流の場だ。指導者の増加と指導者の実践力のレベルアップを目標に開催されている。今年は7月23日(土)に皇居に近い北の丸公園内の科学技術館で開催される。9時45分から開会式で、16時30分で終了。
基調講演、ワークショップ、事例発表を予定。目玉の基調講演は、「ロボット探査機『はやぶさ』の挑戦 新しい宇宙探査の幕開け」だ。宇宙ロボティクス,月惑星探査ロボット,自律航法誘導,宇宙人工知能などを研究分野とする宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所教授の久保田孝氏が行う。ワークショップは、「チームで発想ワークショップ テーマ:発想と発想を実現する技術(テクノロジー)」。マインドストームNXTの解説書の著者として知られる有限会社ニコ取締役の松原拓也氏、同じくレゴ関連の書籍の著者として知られるイソガワスタジオ株式会社代表取締役の五十川芳仁氏により行われる予定だ。事例発表は7月09日現在、11の発表が予定されている。
参加費は一般2500円、WRO Japan会員が1500円、学生は1000円。