TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年07月09日-b

ヴイストンも撮影に協力した矢口史靖監督最新映画
73歳五十嵐信次郎主演の「ロボジー」お正月第2弾

「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」などで知られる矢口史靖監督。2012年お正月第2弾公開予定で矢口監督が現在鋭意製作中なのが、「ロボジー」(全国東宝系で公開)だ。タイトルの通り、ロボットが大いに関わるコメディ映画で、ヴイストン株式会社が撮影に協力。コメディ映画なので安直な一般的なロボットが登場するのかと思いきや、ロボット(厳密にはロボットではないのだが)もかなりこだわったデザインになっており、要注目だ。

テーマは「がんこジジイとロボット」ということで、主演は73歳にして初主演デビューを射止めたという五十嵐信次郎。シルバー人材センターで働く本物のおじいちゃんも含め、200人以上のオーディションから選ばれたという人物である。主人公の鈴木重光73歳、職業はロボット、という役を演じる。その鈴木にひょんなことからロボットになってもらうことになった、木村電器の開発部門のドタバタトリオを演じるのが、濱田岳&川合正悟&川島潤哉。ヒロインのロボットおたく女子大生の葉子を演じるのは、吉高由里子。そのほか、矢口作品常連の個性は俳優陣も多数登場するキャスティングとなっている。

ストーリーは、弱小家電メーカー木村電器で働く小林・太田・長井の3人が、ワンマン社長から流行の二足歩行ロボットの開発を命じられるところからスタート。近く行われるロボット博での企業広告が目的なのだが、あと1週間で開催というところで製作中のロボット「ニュー潮風」を大破させてしまう。崖っぷちに追い込まれた3人組が窮余の策として思いついたのは、ロボットの中に人を入れてごまかすこと。ロボットスーツを制作し、それにピッタリの人間を捜すための架空のオーディションを開き、そこで見出したのが、ひとり暮らしのガンコ老人・鈴木だった……。

最近、周囲から痴呆の疑いをかけられている鈴木だったが、ロボット博の当日、予定に反した勝手な活躍をし、なおかつその奇妙な動きから「こんなに滑らかに動くロボットは見たことがない」と評判になっってしまう。ニュー潮風は一躍人気者になり、会社としては嬉しい限りだが、その後もどうごまかすかが大問題。3人組はイベントや取材にはロボット開発部のみで対応、ニュー潮風の半径1メートル以内には人を近づけさせない、ロボット工学などの専門的なイベントには出演しない、ロボット開発部に入室する場合は事前に連絡する、ニュー潮風はロボット開発部車両にて運搬など、徹底的な報道管制(?)を敷いた上で、木村電器をPRするためにイベントには積極的に参加していくという、タイトロープな展開に。はたして、どんな結末が待っているのか!?

なお、主演の五十嵐は、「コメディが好きなので、矢口作品は全部観てました。その矢口監督作品のオーディションに受かったと聞いた時、バリバリテンションが上がりました。本当に、純粋に嬉しい瞬間でした。台本も、今までにない内容で、撮影中もずっとわくわくして楽しんでいました。作品が仕上がるのが本当に、本当に楽しみです。早く出来上がりが観たい!皆さんも楽しみにしていてください。4649~!」と公式サイトでコメントしている。

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