PlayStation Storeにて「スパロボ」シリーズ
「第4次S」と「新」の2作品の配信を開始
バンダイナムコゲームスは6日より、系列会社バンプレストから発売されている人気ゲームシリーズの初期作品「第4次スーパーロボット大戦S」と「新スーパーロボット大戦」の配信を、PlayStation Storeにての配信を開始した。「スパロボ」シリーズは、今年20周年になる息の長いシミュレーションRPGシリーズ。原作者も制作会社も放映年代も何もかも超越して、多種多様なアニメのロボットたちが一堂に会するという、ロボットもののオールスターゲームである。
「第4次スーパーロボット大戦S」はかつて、バンプレストからPlayStation用として1996年01月に発売された通算7作目。スーパーファミコン用として前年03月に発売された「第4次スーパーロボット大戦」をベースにしているが、グラフィックやBGMを強化し、さらにシナリオも追加し、シリーズ初となる戦闘シーン中のキャラクターボイスも採用したのが特徴。プレイヤーの分身となるオリジナルの主人公の設定も可能で、専用機体の選択も可能という要素も採り入れられた作品だ。
もうひとつの「新スーパーロボット大戦」は、同じくバンプレストから1996年の年の瀬にPlayStation用として発売された完全新作。それまでは、ゲームボーイやスーパーファミコンなど、グラフィック表現が厳しいが故に2頭身のSD(スーパーデフォルメ)表現だったが、今回はゲーム機の世代がひとつ変わって描画能力が上がったことなどにより、ロボットがすべてリアルな頭身で表現されたのが特徴。戦闘シーンに登場する全キャラクターにボイスが入ったことや、メカやキャラクターのカットインが本格的に採用されたことなどもポイントだった。
価格は両作品とも1000円(税込)。なお、スパロボシリーズの配信はほかにも行われており、「第2次」、「第3次」、「EX」の3作品がすでに配信中。今後も、順次リリースしていく予定としている。