7.13~15開催の第2回次世代ロボット製造技術展
同時開催プログラムやワークショップなど一覧
7月13日(水)から15日(金)まで東京ビッグサイト東1・2ホールで、第22回マイクロマシン/MEMS展および表現技術総合展SURTECH2011と共に開催される「ROBOTECH 第2回次世代ロボット製造技術展」。同時開催プログラムやワークショップ、テーマゾーンのスケジュールなどが公開されてきたので、まとめて紹介する。
まず同時開催プログラムは、13日10時10分から12時15分までが、NPO法人国際レスキューシステム研究機構(IRS)の主催による「災害対応ロボットの活動報告とこれから」。東1ホール内「マイクロナノ特設会場A」で開催だ。予約は不要で、聴講料も無料となっている。詳細は、以下の通り。
10時10分~10時35分:「開催挨拶/国際レスキューシステム研究機能災害対応への取り組み」(東北大学教授兼IRS会長 田所論氏)
10時35分~11時00分:「津波被害地域でのロボット技術と活動(仮題)」(京都大学教授兼IRS副会長 松野文俊氏)
11時00分~11時25分:「対災害ロボティクス・タスクフォースの活動(仮題)」(東京大学教授兼対災害ロボティクス・タスクフォース(ROBOTAD)チェアマン 淺間一氏)
11時25分~11時50分:「NEDO戦略的先端ロボット要素技術開発 閉鎖空間内高速走行探査群ロボット」(東北大学教授兼IRS会長 田所論氏)
11時50分~12時15分:「Quinceによる福島原発対応のための緊急開発(仮題)」(千葉工業大学未来ロボット技術研究センター副所長 小柳栄次氏)
「MEMSイノベーションワークショップ」には、ロボット関連が複数ラインナップされている。14日は1件で、15日には2件ある。内容や開催時刻は以下の通り。会場は東2ホール内「マイコロナノ2011特設会場B」。予約不要、聴講無料だ。
【14日】
11時20分~11時40分:「次世代ロボット用アクチュエータの特徴と今後の展望」(東京工業大学大学院理工学研究科基礎物理学専攻博士1年 伊藤誠氏)
【15日】
11時00分~11時20分:「近年のマイクロロボット研究開発にるるMEMS技術が支えるセンシング・アクチュエーションの技術革新と将来性」(名古屋大学大学院工学研究科マイクロ・ナノシステム工学専攻教授 荒井史人氏)
11時20分~11時40分:「視覚・聴覚・触覚を通した人とロボットのコミュニケーション技術」(香川大学工学部教授 澤田秀之氏)
そしてテーマゾーンのプレゼンテーション。こちらは3日間充実していて、13日の同時開催プログラム「災害対応ロボットの活動報告とこれから」とは重ならないが、MEMSイノベーションワークショップとは重なってしまう。ただし、プレゼンテーションは同じ内容が複数回行われるので、うまくスケジュールを組むといい。なお、開催場所はホール内だが詳細は未定。
【13日】
13時00分~13時30分:「人とロボットの音声コミュニケーションと発話ロボット」(香川大学工学部知能機械システム工学科)
13時30分~14時00分:「意識するロボットの開発 -未知の情報を発見し、それを新たな情報として学習するロボット-」(明治大学理工学部情報科学科武野研究室)
14時00分~14時30分:「研究用ヒューマノイドロボットNAO (仏)アルデバラン・ロボティクス」(アルデバラン・ロボティクス)
14時30分~15時00分:「福島第一原子力発電所に投入された「Quince(クインス)」同型機によるデモンストレーション」(千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo))
15時00分~15時30分:「タイトル未定」(千葉工業大学大学院工学研究科人工システム科学専攻野波研究室)
【14日】
11時00分~11時30分:「日本原子力研究開発機構の原子力災害ロボット-福島第一原子力発電所における対応と教訓-(仮題)」(独立行政法人日本原子力研究開発機構 福島支援本部復旧支援部技術主席 川妻伸二氏)
11時30分~12時00分:「意識するロボットの開発 -未知の情報を発見し、それを新たな情報として学習するロボット-」(明治大学理工学部情報科学科武野研究室)
13時00分~13時30分:「イチゴ摘みロボットの開発 -果皮にふれないことによる高品質イチゴの摘み取り-」(宇都宮大学大学院工学研究計測・ロボット工学研究室)
14時00分~14時30分:「日本原子力研究開発機構の原子力災害ロボット-福島第一原子力発電所における対応と教訓-(仮題)」(独立行政法人日本原子力研究開発機構 福島支援本部復旧支援部技術主席 川妻伸二氏)
14時30分~15時00分:「タイトル未定」(東京大学生産技術研究所海中工学国際研究センター)
【15日】
11時00分~11時30分:「タイトル未定」(千葉工業大学大学院工学研究科人工システム科学専攻野波研究室)
12時00分~12時30分:「研究用ヒューマノイドロボットNAO (仏)アルデバラン・ロボティクス」(アルデバラン・ロボティクス)
12時30分~13時00分:「タイトル未定」(東京大学生産技術研究所海中工学国際研究センター)
14時00分~14時30分:「イチゴ摘みロボットの開発 -果皮にふれないことによる高品質イチゴの摘み取り-」(宇都宮大学大学院工学研究計測・ロボット工学研究室)
14時30分~15時00分:「国際学生MEMSアプリケーションコンテスト(iCAN'11)優勝プレゼンテーション」(京都大学工学部研究科ナノ・マイクロシステム研究室(チームTBT))
15時30分~16時00分:「国際学生MEMSアプリケーションコンテスト(iCAN'11)優勝プレゼンテーション」(京都大学工学部研究科ナノ・マイクロシステム研究室(チームTBT))
最後は、ビジネスセミナー。ロボット系は現在のところ1点が決定済み。15日14時30分から15時30分まで特設会場Bにて、ヤマグチロボット研究所代表の山口仁一氏による「人型ロボット開発の活かし方 ~ソニー株式会社と山口仁一の共有知的財産権を中心に~」が予定されている。
現時点でのすべて被らないようにするスケジュールは、13日は被っていないので、同時開催プログラムとテーマゾーンのプレゼンテーションをすべてチェック。14日は午前中はワークショップ1件に参加し、午後はプレゼンテーション。15日も午前中はワークショップ2件に参加し、午後はビジネスセミナーに参加した後、大急ぎでプレゼンテーション会場に移れば、すべてを聴講できる形だ。なお、同展示会への入場料金は当日の場合は1000円だが、事前登録を済ませれば無料となる。