ROBO-ONEのロボットが活躍するアクション映画
「ブラックリスター」9月27日公開、20日には試写会も
株式会社ロクスリーが運営するROBO-ONE エンターテイメントと、ブラックリスター製作委員会が製作した劇場映画「ブラックリスター」が、いよいよ今月27日から公開となる。上映時間は90分だ。10月11日までの公開で、料金は子どもから一般まで一律1000円。劇場は、東京都中央区の築地本願寺ブディストホール単館だ。また敬老の日の20日には、公開に先駆けて完成試写会を2回実施(13時および17時)。一般の方でも公式サイト上から申し込めるので、興味のある人はどんどん申し込もう。なお、当日は出演者による舞台あいさつも予定されている。
業界初のヒューマノイドロボットによるアクションムービーと銘打たれた本作の特徴のひとつは、まず制作費がゼロというところ。出演者およびスタッフ、ロボット技術者およびロボットのギャラ、交通費すべて自腹、撮影会場使用もすべて協力によって製作された(ただし、一部道路使用許可などで、管轄警察署に規定の料金は支払っている)。3DCGは一切なしで、その一方でワイヤーアクションはありで、ROBO-ONEなど二足歩行ホビーロボットによる格闘大会でお馴染みのロボットたちが活躍するのだ。
ストーリーは、都内某所のとあるビルの一室に、4人の男女が集められるところから始まる。4人は借金を重ねた上に返済が滞り、ブラックリストに載せられてしまった、「ブラックリスター」である。4人に配られた封筒の中にあったのが、自分名義のクレジットカード。4人の前に現れたゲームマスターの「蛇音色」(じゃねいろ)なる人物によれば、そのクレジットカードを使ってある買い物をして準備をし、とある勝負をしろというのだ。
その内容とは、クレジットカードの利用代金は自分で支払う形で事務局が提携しているショップでロボットを入手し、4人でロボットバトルトーナメントを行えというのだ! トーナメントの優勝者と準優勝者には、得点としてカード利用代金を事務局が負担するという。しかも、優勝者には賞金として3億円が贈られるというのだ。ただし、契約違反をしたものには、罰金5000万円が課せられる。勝てば3億円、負ければロボットの購入代金という借金が膨らむことに……。
今、賞金3億円をかけた、背水の陣状態の多重債務者による鬼気迫るロボットバトルが始まる!