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TOP >  メディア >  そのほか(ゲーム) >  記事2010年09月15日-a

Xbox 360専用「Halo」シリーズ最新作
3部作の前日譚を描く「Halo:Reach」、本日15日発売

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2001年に初代Xboxで第1作が発売されて以来、世界的な人気を博し、同じFPSスタイルとしての作品は本編3部作+外伝1作が発売され(そのほかリアルタイムストラテジーゲームもあり、アニメのほか、本国のアメリカなどでは小説も発売されている)、累計3400万本以上をセールスしているシューティング「Halo」シリーズ。本日9月15日に発売となった「Halo:Reach」は、本編の中で語られてきた前日譚で、いよいよ1本の作品としてプレイヤーが体験できるようになった。7140円(税込)の通常版に加え、各種資料などの特典がついた8610円(税込)の「リミテッドエディション」、その上にさらにフィギアも追加した1万6950円(税込)の「レジェンダリーエディション」も初回限定生産で発売だ。対象年齢(CEROレート)はD区分で、17歳以上。

ゲームの舞台は、26世紀。人類が星々の海を渡り、植民惑星を築いている時代である。しかし、人類は複数のエイリアン種族からなる軍事同盟「コヴナント」と接触した結果、彼らの宗教的な理由から戦争状態となってしまう。圧倒的に不利な戦況で次々と植民惑星が陥落していく中、UNSC(国連宇宙司令部)は地球侵攻を阻止するため、最終防衛ラインに位置する惑星「リーチ」にその全戦力を投入し、コヴナントに対抗していた。本作では、タイトルの通り、その惑星リーチが舞台となる。本編ではすでに惑星リーチは熾烈を極めた闘いの末に軍は壊滅し、陥落してしまうことが明かされているのだが、プレイヤーは本作でその激闘を、実際に何があったかを体験することになるのだ。

プレイヤーが演じるのは、惑星リーチにおいて極秘裏に生み出された特殊機甲部隊兵士「SPARTAN-II」の一員「ノーブルシックス」。対コヴナント用として遺伝子操作と生物学的および技術的な改良を施して誕生し、真空中では宇宙服にもなるコンバットスーツ「Mjolnir Mark VIアサルトアーマー」を身にまとう、人類最強の戦士のひとりである。本編3部作では、SPARTAN-117のコードネームを持ち、一般兵からは敬意を込めて「マスターチーフ」と呼ばれるSPARTAN-IIの最後のひとりがプレイヤーキャラクターとして活躍するのだが、今回は初めてそれ以外のSPARTAN-IIが主人公となり、また仲間も登場する形だ。

ノーブルシックスは、6人のSPARTAN-IIからなる精鋭部隊「ノーブルチーム」が惑星リーチの戦闘で1名の戦死を出したため、補充兵として配属され、仲間と共に惑星リーチの激戦をくぐり抜けていくことになる。ノーブルチームがいかにしてコヴナントに打撃を与え、そしていかにしてラストを迎えるのか。本国アメリカでは「Remember Reach」というキャッチフレーズも使われており、そのドラマ性の高さもポイントとなっている。

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ゲームのジャンルは「シューティング」とあるが、正確にはファーストパーソンシューター、一般的には略称のFPSと呼ばれる、1人称視点の3Dアクションシューティングだ。初期装備の人類側の武器はもちろん、コヴナント兵が落とした作動原理未解明のエイリアン・ウェポンすら使いこなし、与えられる困難なミッションを5人の仲間と共にクリアしていく(仲間はAIが担当するが、足手まといになるようなことはなく、戦友として背中を任せられる)。

また本作は、シリーズを10年に渡って開発してきたソフトハウスBungieにとって、集大成となる位置付け。定評のある既存のシステムをあえて刷新し、グラフィックエンジンまでも作り替え、キャラクター表現、音響、特殊効果、AI、アニメーションなどゲームに必要なあらゆる要素をさらにブラッシュアップを図ったのが本作である。さらに、同シリーズはバギーや戦車、また敵の浮遊式のひとり乗り戦闘マシンなど、さまざまなビークルに乗って戦えることも特徴のひとつだが、今回は新たな機体も追加。そのほか新種の武器も用意され、アーマーアビリティという新要素もプラスしている。

そして、同シリーズの特徴にはマルチプレイの完成度の高さがあるのだが、本作ではさらにそれを磨くため、徹底的なパブリックマルチプレイヤーベータテストを実施。世界中の270万人が1300万回以上のセッションをプレーし、延べ1600万時間を超えるオンライン接続をした際のデータが、本作のマルチプレイ機能にフィードバックされている。なおマルチプレイは、敵味方の2チームに別れて戦うチームデスマッチ、もしくは参加者全員が個々に敵というデスマッチといった対戦プレイに加え、近年のマルチプレイには必須のモードとなっている協力プレイも装備。最大4人のプレイヤーが、協力してひとつのミッションに挑める仕組みだ。

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ゲーム史上、1、2を争うカッコよさのコンバットスーツが登場する「Halo」シリーズ。パワードスーツ好きには特に訴えるものがあるのだが、遊びたくてもまだXbox 360を所有していないという人もいることだろう。そんな人のため、本作の発売に合わせて15日から限定カラーのメタリックシルバーでいてなおかつSFテイストな限定デザインも施されている本体「Xbox 360 Halo:Reach リミテッド エディション」も初回限定生産で発売スタート。内蔵ハードディスクが250GBのXbox 360 Sに、同じくメタリックシルバーの限定デザインのワイヤレスコントローラーを2個、そして本作をワンパックにし、3万9800円(税込)と非常にお買い得なセットになっている。この際、入手を検討してぜひ「Halo」シリーズを堪能してみてはいかがだろうか。

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