TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年09月12日-c

ロボットじゃないけど…6万トン級大型客船を模した
船の科学館の展示本館が9月末で終了、リニューアルへ

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お台場には複数の展示施設があるが、1974年(昭和49年)7月20日に開館して以来、37年間にわたって1800万人以上の来館者を迎えてきた海洋総合博物館「船の科学館」もそのひとつ。メインの展示施設である6万トン級の大型客船を模した展示本館が、施設ならびに展示の老朽化が著しいことから、次世代の海洋教育拠点へのリニューアルを行うために9月30日(金)をもって展示を休止することとなった。ただし、一般客への展示施設として引退するが、引き続き収蔵保管・研究施設としては活用される予定だ。

展示に関しては、前面水域で保存・公開している南極観測船「宗谷」を中心に、屋外展示の公開を行うとともに、プール水面を活用した各種体験教室も実施して、博物館活動を継続していくとしている。

最後の1ヵ月ということで、9月4(日)からは企画展「ごきげんよう!船の科学館」が本館3階マリタイムサルーンで開催中だ。船の科学館37年のエポックとなる出来事を写真(左の写真は1971年の展示本館の建造中の様子)や映像資料、モノで紹介する内容となっている。また、同時に「魅せます!船の科学館が収集した貴重な展示品」も実施。船の科学館が37年間で収集した貴重な展示品を一堂に集めて展示している。

さらに、9月の土日、残るは17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)の4日間だが、普段は一般来場者は立ち入れない場所までの人数限定の「船の科学館探検ツアー」も行われる。船の科学館の収蔵庫、船首と船尾、宅地内共同溝探検となっている。各日先着10名までで、小学5年生以上が対象、本館1階ロビーで10時に受付を実施。展望塔→非常階段→5階デッキ→3階船尾非常階段→2階収蔵庫→2階船首変電室→共同溝のルートを辿る45分のツアーとなっている。なお、足下が悪いため、ハイヒール、サンダル履きだと参加不可能で、服に油汚れなどが付着する恐れがあるため、汚れても大丈夫な服装で参加することが条件だ。

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また、前面水域に係留している青函連絡船「羊蹄丸」(右の写真)についても、本館展示の休止に伴い、保存・展示を終了することとなっている。そこでこちらでも写真展「ありがとう!羊蹄丸~46年の航跡を綴る~」が9月30日まで開催中。会場は、羊蹄丸アドミラルホールだ。そして、こちらも展示本館と同様に「羊蹄丸船底探検」ツアーを9月の土日に実施中。羊蹄丸1階ロビーで14時30分から受付で、各日10名、小学5年生以上が対象。羊蹄丸船尾→船尾ラダー室→第1・第2主機室というルートの45分となっている。こちらもハイヒールやサンダル履きは不可なこと、汚れても大丈夫な服装が参加条件だ。

このほか、タイムカプセルにしまう「思い出写真館」、「船の科学館へのメッセージ」も9月29日まで実施中(30日にタイムカプセルに封入)。また、毎日入館券と引き替えで、先着100名に記念品プレゼントも30日まで行っている。

そして料金だが、現在は通常は大人700円のところを200円、18歳以下400円のところが100円と特別料金となっている。来館者用駐車料金は1時間300円(以降、30ごとに100円)、新交通ゆりかもめは「船の科学館駅」下車ですぐ目の前という具合だ。

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