安川電機、中国遼寧省瀋陽市のサーボモータおよび
サーボアンプ生産工場の能力を拡大
安川電機株式会社は8月08日、中国の安川電機(瀋陽)有限公司において、第一工場(2010年06月竣工)の生産能力の増強工事および第二工場の建設に着手したことを発表した。
同社は中期経営計画「Challenge100」(2009~2012年度)において、アジアを中心とする成長市場での積極的な事業展開を推進中だ。中国市場でもサーボモータ、サーボアンプの需要が大きく伸びており、今回の向上の生産能力の拡大はそれに応えるためのもの。今回の生産能力の増強により、顧客への安定的かつタイムリーな部品供給を実現し、顧客満足度を高めていくとしている。
生産拡大の概要については、投資総額が約70億円(予定)。安川電機(瀋陽)有限公司における累計投資額である。生産機種は、サーボモータ、サーボアンプ、工作機械用主軸モータなど。第二工場の延べ床面積1万平方メートルで、稼働開始予定時期は2012年夏。今回の生産能力拡大の体勢が整う2013年度の計画では、サーボモータが月産10万台、サーボアンプも月産10万台になる予定だ。