「姫路ロボ・チャレンジ2011 夏の陣」
Eクラスはライダー、Sクラスはレグホーンが優勝
7月16日・17日に姫路科学館にて、二足歩行ロボット競技会「姫路ロボ・チャレンジ2011 夏の陣」が開催された。初日は初心者・入門者向けのエントリークラスが、2日目にはROBO-ONE参加経験のあるベテラン選手も含むスタンダードクラスを実施。優勝は、エントリークラスが「ライダー」(姫路市教育長賞受賞)、スタンダードクラスはニワトリ喧嘩番長「レグホーン」(姫路市長賞)となった。
エントリークラスはデモンストレーション、3000mm走のロボットかけっこゲーム、ロボットバトルゲームの3種類の競技を実施。各競技の順位によってF1のようにポイントを獲得でき、それと観覧者の投票による人気順位のポイントを加えた得点で総合順位が決定する。ロボットかけっこゲームの1位は17秒54のよっぱ雷(兄号機)が1位、2位が18秒28のライダー。ロボットバトルゲームは優勝がQBが、2位がキュアノスとばらけた感じだったが、人気投票が大きくものをいったようだ。2位はザ・本田デラッX、3位はキュアノスとなっている。
スタンダードクラスは、デモンストレーション、自律ゲーム「さがしてポン」、ロボカーナ、ロボットバトルゲームで争われ、エントリークラス同様、各競技の順位ごとに得点が与えられる仕組みだ。それと、同様に人気投票による順位で得点が加算され、総合得点の最も高い選手が優勝となるのは同じ。自律ゲーム「さがしてポン」は、1位が「姫路の星」こと地元のエクセリオンで、2位も同じくJO-ZERO2。ロボカーナは1位が46秒56のYOGOROZAで、2位が71秒48のシンプルファイターと関西勢。ロボットバトルゲームは優勝がレグホーンで、2位がエクセリオン、3位がYOGOROZAとなった。ロボットバトルで優勝したこと、子ども人気が高いことから、レグホーンが総合優勝となったようだ。なお、レグホーンには第19回ROBO-ONE決勝出場権が授与されている。