幻のウルトラマンと仮面ライダーのコラボ作品が
10.26に発売、公式サイトもオープン
1993年にVHSとLDで発売され、ヒーローものの究極のコラボレーションといわれた「ウルトラマンVS仮面ライダー」がBlu-rayとDVDで復刻される。発売は10月26日(水)で、6日には公式サイトもオープンした。
収録内用は、全8章構成。第1章から第6章までは、両シリーズ歴代作品のさまざまなシーンを再構成した内容となっている。扱っているのは、どちらも昭和に分類される作品で、ウルトラマンは「ウルトラマン」(初代)から「ウルトラマングレート」までで、仮面ライダーは「仮面ライダー」から「仮面ライダーZO」までだ。浦野光と中江真司の両番組の名ナレーターによる、必殺技や、怪獣・怪人の比較、さらに名場面を振り返りながら、当時のスタッフとキャストのインタビューも収録している。そして第7章がこれまたレアもので、円谷皐と石ノ森章太郎の巨匠による対談だ。そしてレア中のレアなのが、両ヒーローが共演する約10分のオリジナルドラマも収録(監督:佛田洋、演出:雨宮慶太)した第8章。怪獣ガドラスと怪人毒サソリ男を相手に、ウルトラマンと仮面ライダー1号が共演するという内容で、合体獣サソリガドラスに対し、最後は1号も巨大化してライダーキックとスペシウム光線の同時攻撃というあり得ないラストシーンとなっている。
Blu-ray版の特典は、「ウルトラマンVS仮面ライダー」の本編映像からウルトラマンと仮面ライダーそれぞをメインにした映像に分け、幼年層向けに再構成編集した「ウルトラマン編」と「仮面ライダー編」(それぞれ40分)の映像が収録されるほか、ウルトラマンに変身するハヤタ隊員役の黒部進と仮面ライダー1号に変身する本郷猛役の藤岡弘、による「スペシャル対談2011」。ライナーノートなどの封入特典も予定されている。DVD版は、「ウルトラマン編」と「仮面ライダー編」の映像はないが、あとは一緒になる模様だ(封入特典はまだ決定していない模様)。
価格は、Blu-ray版が7980円(税込)で、DVD版が5040円(税込)。