豊橋技術科学大学新技術説明会で「産業機械・
ロボットシステムの省エネルギー化と制振制御技術」
独立行政法人科学技術振興機構が国内の各大学と共同で開催している「新技術説明会」。7月12日(火)に開催される国立豊橋技術科学大学による同説明会には、ロボット関連の技術が登場する。プログラムの4番目、15時10分から同40分まで、同大学大学院工学研究科機械工学専攻准教授の内山直樹氏によって行われるのが、「産業機械・ロボットシステムの省エネルギー化と制振制御技術」だ。
今回発表される新技術の概要は、単純な動作軌道(台形・S字加減速軌道)により駆動される多くの産業機械装置に対するもので、それらの装置の省エネルギー化および制振制御技術だ。市販の自動搬送装置に応用した結果、約28%の省電力効果と制振性能の改善が確認されたそうである。想定される用途としては、自動搬送装置、工作機械装置、そしてロボットシステムということだ。
会場は、東京市ヶ谷の科学技術振興機構JSTホール。定員は100名、事前登録制となっており、参加費は無料。申し込みはこちらからだ。