TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年07月06日-d

ゼットエムピー、教育・研究用二足歩行ロボットの新型発表
上半身も搭載してセンサも充実した「e-nuvo WALK ver.4」

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株式会社ゼットエムピーは6日、同社の教育・研究用二足歩行ロボット「e-nuvo WALK」シリーズの新機種、「e-nuvo WALK ver.4」(以下、ver.4)の発表を行った。本日より受注開始となる。製品は、ロボット実機に加え、シミュレーション上のロボット、それをコントロールするソフトウェア、プログラミング用開発環境で構成される形だ。ミドルウェアとしては、マイクロソフト「Robotics Developer Studio」を採用。実機と同じ動作をシミュレータ上で事前検証が可能となっている

ver.4は、全バージョンの下半身のみの「ver.3」に上半身を搭載した形だ。搭載CPUはARM9、OSはLinuxを採用。さらに、外界センサとして赤外線測距センサ(前後ひとつずつ)とカメラ、内界センサとして2軸ジャイロセンサと3軸加速度センサを搭載している。サイズは全高約480mm×全幅約210mm×奥行き約150mm、重量約2.8kg、自由度数は19となっている。歩幅、旋回角、ジャイロフィードバックゲイン、重心移動幅などの多様なパラメータを歩行中に調整が可能な仕組みも搭載。

価格は130万円(税別)。先行して日本工業大学に20台が導入されている。

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