TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年07月04日-f

23年度打ち上げ予定の「第一期水循環変動観測衛星」の
愛称募集キャンペーン開始、8月31日まで

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JAXAによる平成23年度中の打ち上げが予定されている、「第一期水循環変動観測衛星」(GCOM-W1:Global Change Observation Mission 1st - Water)。降水量、水蒸気量、海洋上の風速や海面水温、陸域の水分量、開票の面積、積雪震度など地球上の「水」に関する情報から地球の環境を観測を行う衛星である。高度700km、傾斜角98.2度という軌道を周回し、2日間で地球上の99%の範囲を観測可能、海面水温も0.5℃の制度で測れる性能を持つ。

JAXAでは、打ち上げに向けて作業の進むGCOM-W1をより人々に知ってもらうため、7月01日より同衛星の愛称募集のキャンペーンを開始した。8月31日(水)17時までとなっている(ハガキの場合は同日の消印有効)。ネーミングはひらがな、もしくはカタカナであること(両方が混じっていても良い)。発音のしやすさ、ローマ字表記での読みやすさもポイントだ。もちろん、過去に打ち上げられた人工衛星や探査機などと同一のものは駄目だ。応募は、インターネットもしくはハガキ。全応募愛称の中から最上位のものを選定し、最終的にJAXA理事長立川敬二氏が決定する。発表は9月下旬頃の予定だ。

特典は、選定愛称提案者全員に認定証が後日送付される。副賞として、種子島宇宙センターでの打ち上げ見学に1組2名ペアで招待となっている。ふるって応募してみてはいかがだろうか。

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