ヱヴァンゲリヲン×箱根町×トヨタ+ローソンAR+JTB
「電力補完計画 節電推進Ver.」7月9・10日に再始動
アニメ「ヱヴァンゲリヲン」で主人公の碇シンジらが通う第3新東京市立第壱中学校を、7月09日(土)・10日(日)の期間限定で箱根町に開校(再現)するという無料イベントが、「電力補完計画」だ。本来は3月12日からの開催予定だったが震災の影響で一度は中止に。しかし多くのファンからの要望があり、この夏に再始動することとなったというわけだ。10時から17時までの開場で、最終入場は16時。会場は、箱根町旧仙石原中学校特設会場だ(土足厳禁、スリッパなど上履き必須)。第3新東京市立第壱中学校2A教室が、実際の中学校の教室内に机や備品などと共に再現され、イスに座っての記念撮影も可能となっている。
ただし、夏場で電力不足が考えられることから、当初の予定にはなかったトヨタ自動車(以下、トヨタ)の技術を利用して「電力を上手に使う」ことを意識する形に変更。それにより、タイトルが「節電推進Ver.」となったのである。最大で1500Wの電力供給を可能とするミニバン「エスティマ」のハイブリッド発電機能を利用し、展示照明などの電力として補う形だ。また、トヨタは特別なカラーリングを施した車両も用意。「プリウス PHV(プラグインハイブリッド)」がシンジたちの所属する特務機関NERVの公用車として配備されることになったということから「NERV仕様プリウス」と、初号機および2号機をイメージした「EVAカラープリウス」が展示される。さらに、劇中の主要人物のひとりである葛城ミサトがプリウスPHVの解説をする同イベントオリジナルムービーも公開の予定だ。
そしてiPhone用の限定となるが(Androidケータイなどほかのスマートフォンは一部機能は使える模様)、AR機能を活用したサービスも用意される。「AR機能付き 箱根補完ドライビングマップ」は、iPhoneアプリ「ARAPPLI」を起動した状態でマップ上のQRコードを読み込むと、iPhone画面内のマップ上に劇中のシーンや箱根のスポット、NERV公用車などの画像が出現し、さらにミサトが解説してくれるというもの。それから、かつてローソンが実施したイベント用に開発された「ローソンエヴァンゲリオンARアプリ」が限定復活する。同アプリをダウンロードして中学校の校庭にiPhoneをかざすと、ほぼ設定通りのサイズの巨大な初号機が映し出されるという具合だ。
そのほか、JTBが7月08日(金)から31日(日)まで期間限定で「記念宿泊プラン in 箱根」を6月末から発売開始。同プランを利用すると、電力補完計画で配布される各種グッズ(オリジナルイラストポストカード5枚組セット、オリジナルクリアファイル、箱根補完ドライビングマップ)をもらえるという内容だ。旅行代金は1万800円から1万6200円となっている。