ロボコンマガジン2010年07月号、本日6月15日発売
通巻70号の特集は「サービスロボットの安全に迫る」
オーム社「ロボコンマガジン」2010年07月号(通巻70号)が、本日、6月15日に発売となった。表紙は、ロボットクリエイターで東京大学先端科学技術研究センターの特任准教授でもある高橋智隆氏の「ROPID」だ。価格は980円(税込)。
特集は、「サービスロボットの安全に迫る」で、執筆担当はサイエンスライターの森山和道氏だ。実際にサービスロボットとして活躍している、浜松科学館の案内ロボの綜合警備保障「An9-PR」や、セグウェイジャパンの「セグウェイ」の取材も行った13ページの内容となっている。
ロボットコンテストは、米国の高校生の大会「FIRST Robotics Competition(FRC)」、第1回ROBO-ONE Light、第17回ROBO-ONE、第13回ロボットグランプリ、ロボカップジャパンオープン2010大阪などを紹介。
ロボット製作・工作系記事では、新連載が2本。「KCB-3WLで自律ロボットにチャレンジ」(梓みきお氏)と、「LabVIEWで楽々ロボット開発」(杉浦登氏)だ。その一方で、20回もの連載を重ねて最終回となったのが、「オリジナルロボットの外装の作り方」(田中誠二氏)だ。
ちなみに、当サイト編集長のデイビー日高も記事を執筆させていただき、「東京消防庁で活躍する消防ロボットたち」と「ヒューマノイドロボットNAOを用いた研究事例紹介 Webインテリジェンスの研究の一環としてロボットの対話システムに活用―慶應義塾大学理工学部管理工学科山口研究室」を担当させていただいた。
なお、ロボコンマガジン公式サイトでは、一部の記事をPDFで掲載している。PDF記事は以下の通り。
・浜松科学館で活躍中!運用のメリットと安全性をバランス設計した「案内」ロボット ALSOK『An9-PR』(特集内)
・講習によるモラル向上で「移動」を楽しませる セグウェイジャパン『セグウェイ』(特集内)
・米国の高校生たちが参加するロボコンに迫る!「FIRST Robotics Competition(FRC)」
・ロボカップジャパンオープン2010大阪
・二足歩行「通天閣ロボット」が、大阪の観光大使として活躍中!!
・ちょっと未来の「ロボットのいるライフスタイル」を研究する 東京大学先端科学技術研究センター 高橋智隆研究室
・優勝ロボットを解剖しよう 第17回ROBO-ONEスーパーディガーII
・〈最終回〉オリジナルロボットの外装の作り方
・〈新連載〉KCB-3WLで自律ロボットにチャレンジ その1
・〈新連載〉LabVIEWで楽々ロボット開発 第1回
次号9月号は、8月16日発売。特集は「医療ロボット最前線」。コンテストは、NHK大学ロボコン2010や知能ロボットコンテスト2010などをフォロー。「C#でセンサーぎみ」という新連載もスタートの予定だ。