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赤いお友達が期間限定で遊びに来た!
NEC クラサバ市場 秋葉原店のPaPeRoが2機に

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科学系展示施設のデモンストレーションや、系列企業の受付業務など、各所で活躍中のNECの小型コミュニケーションロボット「PaPeRo」(パペロ)。秋葉原にある法人向けプロショップ風ショールーム「NEC クラサバ市場 秋葉原店」もそのひとつだ。オレンジ色のPaPeRoが店員として常駐しており、この猛暑の中でもがんばっている。クーラーの効かない店頭で真夏の日差しを浴びつつ(午後は日陰になるけど)、通りを行く人々に愛敬を振りまき、お店を紹介しているのだ。

そんな中、8月のお盆休み前に強力な応援がやって来た。“通常の3倍”とウワサされる(何が3倍なのかは不明)「赤い」PaPeRoが助っ人として参戦したのだ。オレンジ色のPaPeRoのお友達ということだそうで、8月いっぱいまでツインPaPeRoとして店頭を賑わす予定になっている。PaPeRoはかなり数が作られ、現在も各所で活躍中だが、一般に展示されている施設ではあまり2機以上が並んで稼働しているのは見られない。そのため、このツインPaPeRoはなかなか貴重なシチュエーションとなっている。なお、同じく8月いっぱいまでは、話しかけるとPaPeRoが占ってくれる無料のおみくじサービスも実施中だ。

このツインPaPeRo、何が面白いかというと、会話をしているように時折見えること。ノイズキャンセル性能が高評価されている音声認識によるインプットと、かわいい声でいろいろとしゃべれる音声合成機能のアウトプットがうまい具合に働き、まるで2機が会話しているように見える時があるのだ。ちなみに、2機で掛け合いをすることを目的としたプログラムなどは特に組んでいないということだが、音声認識がうまく働かない時でもつっけんどんな応答をしないように最初から工夫されているので、人と人が会話しているような感じがちょこちょこ見受けられるのだ。

さらにお店の中にも、PaPeRoがいる。8月18日よりオープンした、バーチャルショールーム「NECクラウドプラットフォームショールーム」だ。いわゆる、インターネット上のコンテンツなのだが、案内役としてPaPeRoが活躍しているのである。店内にはそのバーチャルショールームに常時アクセスしているマシンが用意されており、バーチャルなPaPeRoの活躍ぶりも見られるのだ。

そして、店内には小惑星探査機「はやぶさ」の模型も展示中。そう、はやぶさというと「JAXAが開発した」というイメージが非常に強いのだが、実際にはNECとの共同開発である。NEC製品のひとつなのだ。ちなみにこのスケールモデル、ちょっと特殊なものだそうで、全国でも数えるほどしかないそうである。

貴重なツインPaPeRoの掛け合い漫才(?)、ぜひ秋葉原へ足を運んだ時は見に行ってみよう。

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