サブカテゴリアイコン-記事一覧 サブカテゴリアイコン-ロボット記事一覧 サブカテゴリアイコン-パーツ記事一覧 サブカテゴリアイコン-ソフトウェア記事一覧 サブカテゴリアイコン-そのほか記事一覧

TOP >  ホビー >  そのほか >  記事2010年10月20日-a

アオシマ・スペースクラフトシリーズ第2弾
1/72スケールで無人軌道間輸送機「HTV」を発売!

画像

通の心をとらえる、いぶし銀のプラモデルを数多く展開する株式会社青島文化教材社は、今年の半ばから、宇宙ものを複数のシリーズでリリースしている。その中のひとつである「スペースクラフト」と銘打たれた新シリーズの第1弾は、日本中に感動の涙を与えた小惑星探査機「はやぶさ」だ。この10月下旬には、その第2弾として無人軌道間輸送機「HTV」が発売となる。1/72スケールで、価格は2100円(税込)。国際宇宙ステーション(の一部)とロボットアームを模した台座が付属している。

HTVは、H-II Transfer Vehicleの略称で、H-IIBロケットで打ち上げる、国際宇宙ステーション(ISS)への補給を目的とした機体だ。全長10m、最大直径4.4mの円筒形をしており、打ち上げ時質量は16.5t。ISSが周回する高度(約400km)の上下、350から460kmまでの間で最大6tの物資や機器を輸送できる性能を持つ。スペースシャトル引退後は、大型ラックや軌道上交換ユニットなどはHTVでなければ運べなくなることから、国際的にも非常に注目が高まっている。

また、与圧機能も有しており、将来の日本の有人宇宙飛行には、HTVを改造した機体で行うといった計画もある。打ち上げは年1回ペースで行なわれる予定で(1回目は2009年09月11日)、2回目はまだ正確な日程は未決定だが、2010年度冬期を予定。現在は、JAXA種子島宇宙センター第2衛星フェアリング組立棟で、打ち上げに備えて電気的・機械的な結合を行う作業の「全機結合」を10月末までのスケジュールで行っている最中だ。

なお6月に発売され、品切れ状態となっていたシリーズNo.1のはやぶさだが、10月中旬頃から再販を予定。買いそびれてしまったという人は、そろそろ購入できる時期なので、ショップなどに問い合わせてみよう。

前の記事へ ページトップへ 次の記事へ 前の記事へ ページトップへ 次の記事へ