TOP >  最新ニュース >  先週のニュース >  ニュース記事2011年07月14日-e

今週末の16・17日は姫路ロボ・チャレンジ第12回大会
3連休を利用して観戦に出かけてみては?

今週末の7月16日(土)・17日(日)は、姫路科学館で中国地方を代表する二足歩行ロボットバトル競技会の「姫路ロボ・チャレンジ 2011年夏の陣」が開催される。翌18日(月)も海の日で三連休となるので、遠征するにはもってこいの日程といえそうだ。

姫路ロボ・チャレンジの特徴は、まず初心者用(基本高校生以下だが、大学生や専門学校生も場合によってはエントリー可能)の「エントリークラス」と、ROBO-ONE参戦経験のあるベテラン勢も参加する「スタンダードクラス」の2クラスがあること。初日がエントリークラスで、2日目がスタンダードクラスだ。ベテランが多い中に入っていくのは、初心者にとってはなかなか勇気のいることなので、エントリークラスが設けられているのは素晴らしい。そして、バトルがメインではあるが、さまざまな競技も用意されているところも特徴のひとつ。それぞれの競技で得点を獲得していき、合計得点の高い選手が優勝となる。

エントリークラスの競技は、デモンストレーション、ロボットかけっこゲーム(制限時間2分の3000mm走)、投票、そしてロボットバトルゲームとなっている。デモンストレーションは「ロボット性能のデモンストレーション(1分間)」か「チャレンジステージ『姫路城築城』(2分間)」のどちらかを選べる形だ。紙製の2種類の立方体と多面体ボールを使って積み上げていき、条件を満たすと得点を得られるので、ロボット性能のデモンストレーションよりもずっと有利というわけだ。投票とは観客参加型の仕組みで、観客による投票で順位付けを行い、ここでも上位ほど高得点を得られるというわけだ。

スタンダードクラスは、デモンストレーション(1分間)、チャレンジステージ「姫路城築城」(2分間)、自律競技「さがしてポン」(3分間)、投票、ロボカーナ、ロボットバトルゲームという競技順。ロボカーナとは専用コースを走る抜けてタイムの早い順で順位が決まる内容だ。

姫路ロボ・チャレンジのロボットバトルは3分1ラウンドで、3ダウンを先取するか10カウントノックアウトを奪った方が勝ちという一般的なルールだ。ただし、スタンダードクラスだけでなくエントリークラスも3スリップダウンで1ダウンとなるので、そこだけはやや厳しめ。そして一番の特徴的なルールが、それが1ラウンドに1回接地攻撃が可能なこと。接地攻撃とは、足裏以外がリングに接地した状態での攻撃だ。なお、接地攻撃は行う前にオペレーターがレフェリーに宣言する必要がある。

また、初日には「姫路ロボコンジュニア2011」も併催。特別賞として「しろまるひめ賞」も第11回に続いて設けられるということだ。入館料は、小中学生50円、高校生100円、一般400円。

前の記事へ ページトップへ 次の記事へ