7月30日に「JAXAシンポジウム2011 in 京都」開催
「『はやぶさ』の成果と宇宙での長期滞在」
宇宙航空研究開発機構は7月30日、京都府の協力の下、「JAXAシンポジウム2011 in 京都 『はやぶさ』の成果と宇宙での長期滞在」を開催する。13時30分から16時までで、会場はけいはんな学研都市のけいはんなプラザ メインホール。受付開始は本日6月27日(月)からで、先着850名。申し込みはサイトからだ。
プログラムは、宇宙航空研究開発機構理事長立川敬二氏の挨拶の後、平成22年度の宇宙航空研究開発機構活動リポートのビデオ上映を経て、サイエンス作家竹内薫氏がナビゲーターを務めるトークセッションとなる。第1部は、宇宙科学研究所固体惑星科学研究系准教授理学博士の安部正真氏による「『はやぶさ』が持ち帰った宝物 イトカワのチリがおしえてくれるもの」(60分)。カプセル内の分析状況をメインテーマに据えて、何が発見されたのか、そのサンプルからはどんなことがわかるのか、そして今後の作業の紹介も含め、「はやぶさ」プロジェクトのその後を紹介。
第二部は、有人宇宙環境利用ミッション本部有人宇宙技術部宇宙飛行士の若田光一氏による「ガガーリンから50年 有人宇宙活動の現状と展望」(60分)。国際宇宙ステーション日本実験棟「希望」と、今後の有人宇宙開発についてがメインテーマ。実際にそこに滞在した経験を持つ若田宇宙飛行士からのその様子が紹介され、今後の日本の宇宙輸送技術に何を期待するかといった話が紹介される。